
スピードは遅いし,線路に近いし,撮りやすいと思ったのですが・・・。
SONY α7II + SONY FE 70-300mm F4.5-5.6 G
写真趣味を他人に話すと,「どんな写真を撮ってんの?」と聞かれることがあり,その都度,ちょっと困ってしまいます。
海風景,山風景,自転車旅,自転車パーツ,ポートレート,ひまわり(笑),コーヒーカップ,消しゴム,亀,何でも適当に撮っているからです。
ただ,今まで全く撮ったことがないジャンルの写真がありました。
それは,電車。いわゆる「撮り鉄」です。
本当に撮ったことがないんだなぁ,電車って。
江ノ電ならできるかも!
電車写真は撮ったことがないですが,別に電車が嫌いというわけではありません。
逆に,例えば,こんな写真集を買って眺めているくらいですから,むしろ,電車写真は好きな方です。
いつかは,おいらもこんな写真を撮ってみたいなぁ,とは思うのですが,ローカル線の電車を撮りに遠出をしたり,珍しい電車をとるために駅ホームに陣取るほどの根性がありません。
しかし,よく考えたら,今の生活圏内に撮り鉄にうってつけの電車が走っているじゃないですか。
せっかく湘南に住んでいるのですから,江ノ電を撮らない手はないでしょう(^^)
撮り鉄的に考えると(←撮ったことないくせに,笑),江ノ電撮影はこんなメリットがありそうです。
- 速度がすごく遅いので撮りやすいのでは?
- 線路沿いの区画(防護壁など)がほとんどないので,近くで撮れる
- だれでも知ってるレトロな車体
- 江の島や富士山,寺社仏閣など,いろんな背景
というわけで,いつもの週末自転車散歩時に,初の撮り鉄(江ノ電だけど)に挑戦してみました。
意外と難しい!撮り鉄の技
出かけてみたのは,江ノ電の稲村ヶ崎駅の近く。
夕方には富士山・江の島・夕日を一緒に眺めることができる,なかなかのビュースポットです。

遠くに富士山が見え,線路は真っ直ぐということで,撮りやすいポイントに見えたのですが・・・。
SONY α7II + SONY FE 70-300mm F4.5-5.6 G
ここを,R134と並行する形で江ノ電が走っていますので,道沿いに自転車を停めれば,目の前を走る江ノ電が撮れそうです。
というわけで,撮ってみたのがこれらの写真。

う~ん,確かに撮れたけど,だから?という感じ・・・。
SONY α7II + SONY FE 70-300mm F4.5-5.6 G

近すぎるし・・・(笑)
SONY α7II + SONY FE 70-300mm F4.5-5.6 G
う゛~,思っていたのと全然違う・・・。
撮り鉄なら望遠だろう,ということで70-300mmを持って行ったのですが,江ノ電は道路のすぐ横を走っているので,近くで撮るときには70mmでは近すぎるくらいでした。
もっと広角で,電車と風景の比率を考えたほうがよさそうです。
天気や時間帯ももっと考えなければならないのでしょうね。
江ノ電をジャスピンで捉えたとしても,それでは単なる「電車図鑑」になっちゃいますから,周囲の風景や人々との関係を描かなきゃならないんだろうなぁ・・・。
なんとなくですが,世の中一般的に,「撮り鉄」というと,普通の風景写真やポートレートに比べて,ちょっと特殊というかマニア的な見方をしているかと思います(おいらもそうでした)

にわか撮鉄では,うまくいかんもんですなぁ・・・。
SONY α7II + Carl Zeiss Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA
でも,実際に自分で撮ろうとしてみると,並みの風景写真よりも難しそうです。
まだ1回しかやっていませんが,まだそこに来ていな電車をイメージしながら,タイミング,風景,天気,通行人,様々な条件をうまく組み合わせたときに,「ほぉ・・・」という素晴らしい撮り鉄写真ができるのでしょうね。
ポートレートのように,被写体と対話することもできないし,本当に難しそう。
職場に筋金入りの撮り鉄おじさんがいるので,弟子入りしてアドバイスをもらおうかな?(^^)
ミラーレス(しかもフルサイズ)なんて使っているだけで,叱られるかも・・・(笑) 以前お話ししたとき,「300mmが標準レンズだよ」と話していたもんなぁ。
続く・・・(^^)
