Nikkor 24-70mm F2.8新登場!(^^)

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しばらく更新が停まっておりました。

長め夏休みを取って家族旅行(といっても国内,長野ですが・・・)に出かけたりしていました。

また,長期休暇を利用して,本家ブログ(?)である「フォトポタ日記」の管理システムをMovableTypeからWordPressに乗り換える作業をやったのですが,1700記事もあるバカデカいブログの引越し作業は予想外に大変で,ずっと時間を取られていました。

そんな,写真以外で忙しい中,ビックリニュースを知りました。

おいら最愛の,Nikonの「大三元」の真ん中,Nikkor 24-70mm f/2.8がリニューアルするとのこと。

Canonには先立ちましたが,TAMRONより遅れること数年,ようやく,手振れ補正を搭載しての新登場だそうです。

【新モデル】AF-S Nikkor 24-70mm f/2.8E ED VR

新しいモデルは,AF-S Nikkor 24-70mm f/2.8E ED VR

Shiro家の主力標準レンズである,「AF-S Nikkor 24-70mm f/2.8G ED」の登場から7年,大きな違いは,

  1. 手振れ補正機構(VR)を搭載
  2. 電磁絞り機構(E)を搭載
  3. 非球面の異常分散ガラス(ED)を初採用
  4. さらに巨大化(900g→1070g!)
  5. 直径も巨大化(77mm→82mm)
  6. お値段据え置き(税別28万7500円)

だそうです。

ついに,手振れ補正と電磁絞り機構を搭載ですね。

賛否両論あるでしょうけど,なんだかんだいって,手振れ補正は無いよりいいですもんね。

おいらの場合,24mm側では気になりませんが,70mm側だと手振れ写真を量産しているヘタ野郎なので,手振れ補正は欲しいなぁ。

ただ,非力な中年オジサンとしては,4の「巨大化」が一番気になります。

雑誌のちょうちん記事では,「カメラとのバランスが良く,不思議と重さを感じない♪」と書くのがお約束なのでアテにはなりません。

1kgを超えるレンズを手で持って「重くな~い♪」って,どんな人やねん(笑)

出費の痛みは一瞬(?)ですが,重量は一生付いてきますから(笑)

(現行モデル)AF-S Nikkor 24-70mm f/2.8G EDを振り返ってみる

Shiro家の主力標準レンズは,手振れ補正が無い現行モデル,AF-S Nikkor 24-70mm f/2.8G ED。

3年ほど前に,手持のレンズを4本も売却して中古で手に入れた,長年憧れていたレンズです。

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このレンズを使ってもヘボ写真しか撮れない時は自分の腕が悪いですし,いい写真が撮れたときは,このレンズのおかげです。

常にレンズが上で,撮影者(おいら)が下です(笑)

24-70mm F2.8の大口径標準レンズは,各社ともデカイですが,このレンズは群を抜いてデカイ気がします。

写真で見れば一発ですが,とにかく巨大で,我が家にある似たような焦点距離のレンズたちと比べると,その巨大さに驚かされます。

DSC_1337.jpg
DSC_2750.jpg

まぁ,比較相手がAPSやフォーサーズなので,ずるい比較ですが・・・(笑)

大きさもすごいのですが,重量もすごくて,なんと単体で900gもあります

光学性能を追求した結果,サイズも重量も超弩級になってしまったけど,それでも製品化してしまうという,Nikonにありがちなヤケクソレンズのひとつの気がします。
(同時期に発売された,「Nikkor 14-24 f/2.8G ED」ではさらにヤケクソぶりがスパークしていましたが・・・)

その重さ・大きさによって,取り回しや運搬にはかなり苦痛が伴う(カメラと合わせて約2kg)のですが,その描写とても気に入っています。

我が家には,焦点領域がモロ被りの,

  • Nikkor 35mm F2D
  • SIGMA 35mm F1.4
  • Nikkor 50mmF1.4G
  • Nikkor 50mmF1.8G
  • Micro Nikkor 60mm F2.8G

の短焦点レンズがあるのですが,「短焦点の方が画質がいい」という常識を覆していい勝負をしていますし,旧型の35mmF2と50mmF1.4には明らかに勝っています。

物理的な性能を示す各種数値(MTFなど)は突出しているわけではないのですが,それでも,柔らかいボケ描写やピントが合ったときのシャープさ,コントラストの高さなど,全く不満がありません。

また,日常写真の,ほんわかした空気感をもうまく捕らえてくれます。

DSC_7637.jpg

このレンズを購入するために売り払った,同スペックのTAMRON 24-70mm F2.8と単純比較しても,こんなにボケの描写が違うんです。

tamron.jpg
【こちらはTAMRON】
nikon.jpg
【こちらはNikon】

遠方の点光源をボカす単純な比較ですが,TAMRONは年輪ボケなってしまってます。

まぁ,Nikonの方も縁取りがあったりするので完ぺきではないですが,それでも年輪よりは・・・

撮影対象にもよるのでしょうけど,おいらは解像度よりもボケの美しさを撮りたいので,TAMRONさんを売り払って(購入1ヶ月・・・),Nikkor 24-70mmにを中古で買ったのでした。(とても痛い授業料でした・・・)

バカみたいに重くてフットワークが悪くなる,手振れ補正が付いていないのでド根性で支える必要がある,などの課題もありますが,いずれも体力さえ向上させれば解決できる問題です(笑)

それよりも,美しいボケ,ふんわりした空気感を描ける稀有なレンズとして,これからも大事にしていきたいところです。

でも,ホンネでは手振れ補正も欲しいなぁ・・・(^^)

(おまけ)

これだけデカイレンズだと,ポートレート撮影なんかでは威圧感があるかと思いきや,大口径という割には細身にできている(フィルター径77mm)ので,意外とそうでもなさそうです。

むしろ,SIGMA 35mm F1.4の方がドン引きされました(至近距離になりますし・・・)

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